介護福祉士 小川 裕希

スタッフ紹介

やりたい介護で
お客様が笑顔になる

介護老人保健施設 星のしずく
介護福祉士

岡澤 美咲(オカザワ ミサキ)

2012年4月入職

「星のしずく」の立ち上げと同時に入職し、入所施設で経験を積んだ後、デイサービスやショートステイなどの担当に。現在は係長として、様々なお客様と関わらせていただいています。

PROFILE

Q.1

百葉の会に入職したいと思ったきっかけを教えてください。

介護業界に興味を持つようになったのは、祖母から「介護の仕事がむいているんじゃない」と言われたことがきっかけです。大学では心理学を専攻していたのですが、就活では介護に絞って求職しました。湖山医療福祉グループの「自らが受けたいと思う医療と福祉の創造」という理念や、施設見学での明るい印象で心が決まりました。
当初は介護や福祉について何の知識もなかったのですが、働きながら「湖山カレッジ」で学び、介護福祉士の資格も取得できました。百葉の会は研修が充実しており、他の施設との交流や意見交換も活発に行われているので、自分自身の心がけ次第でスキルアップを図ることができます。職場環境として、とても恵まれているのではないでしょうか。

Q.2

さまざまな現場での経験を通して、介護の仕事への価値観に変化はありましたか。

入職したばかりの頃は、介護の仕事は、高齢者のお客様ができないことをお手伝いすることで、それほど難しくはないだろうと思っていました。振り返ってみて、本当に認識が甘かったなぁと思います。知識や技術力は経験や学習によって身につけられますが、それ以上に、人への思いやりや配慮、想像力が必要だということを実感しています。
ご家族との連携もとても大切です。私たちはお看取りに立ち合わせていただくこともあり、お客様の人生の最期に関わらせていただく仕事です。私たちがどう接するか、どのような介護をするかで、お客様やご家族の人生を左右するかもしれないとさえ感じています。人生の最期のひとときを「ここで過ごすことができてよかった」と思っていただけるように、できるだけ穏やかに、そしてより豊かで幸せな時間をご提供できるよう関わっていきたいと思っています。

Q.3

仕事を通して成長できたと感じるのは、どのようなことですか。

さまざまなお客様やご家族と関われば関わるほど、介護に「これが正解!」はないことが分かり、この仕事の奥深さを知ることができました。係長になってからは職員の人材育成も担うようになり、職員にもいろんな考え方や性格があるので、教育や指導の難しさを感じることもあります。また同時に、改めて自分自身に向き合う機会にもなり、自分の考え方や性格に気づかされたように思います。
いろんな価値観を持つ職員が集まってお客様のケアにあたるので、いかにチームとして同じ方向を向いてやっていくかが大切です。私は係長としてはまだまだ半人前だと思いますが、チームを引っ張っていく立場にあるので、リーダーとして、しっかり成長していかなければなりませんね。

Q.4

これからの目標を教えてください。

係長として職員やお客様と日々関わりながら、これまで以上に「お客様にとって良い人生になる」ための介護をご提供していくことが目標です。
お客様の多くは、病気や何かしらの不自由があって「星のしずく」をご利用になっています。「できれば来たくない」というお客様もいらっしゃると思いますが、私たちが関わることによって、「ここに来られてよかった」と、不自由さも前向きにとらえられるようになっていただけると、それほど嬉しいことはありません。

Q.5

「やりたい介護でお客様が笑顔になる」
この言葉に込めた思いを教えてください。

  • 介護の正解は決して一つではなく、たくさんあります。その中で、ご家族や他の職員と連携しながら、一人ひとりのお客様にとって何がベストなのか、常に悩み考えながら取り組んでいます。私が「お客様のためにこんな介護をしたい」と思ってやったことが、お客様にも喜んでいただけるもので、「元気になれたよ」「嬉しかったよ」と言っていただけることが、大きな喜びです。