看介護長 岩邊 友紀

スタッフ紹介

私らしさが叶う場所で
生きたいように生きる

介護老人保健施設 鶴舞乃城
看介護長

岩邉 友紀(イワナベ ユキ)

2002年4月入職

介護職として勤務した後に相談員になりました。「鶴舞乃城」開設時の2007年に同施設に異動し、2012年より看介護長。相談員チームを統括しながら、施設運営全般の管理や法人業務にも携わっています。

PROFILE

Q.1

相談員としての仕事の魅力ややりがいは、どのようなことですか。

私は今は看介護長ですが、相談員という仕事が大好きで、看介護長という仕事は相談員の延長にあるように思っています。一番最初に、お客さまやご家族とお会いするのが相談員です。相談に来られるのは、ほとんどの方が私より年上で、人生の先輩ばかりです。普通なら、私みたいな者に何か相談されるということはないと思うのですが、お困りだからこそ、来られているんですよね。中にはお話をお聞きするだけで「話せて良かった」と涙される方もいらっしゃいます。心のままに話せたということや、分かってくれる人がいるということで、心のもやもやが晴れるようなお気持ちなのではないかと思います。
相談員になりたての頃は、「私なんかでいいんだろうか」と不安に思うこともありましたが、「なんとかお聞きしたい」「何かお力になれることがあれば」という一心で、経験を重ねてきました。私なりに一生懸命にお聞きし、何ができるか考えてご提案し、それを現場につなげ、最期まで見届ける。それが、相談員としての使命なのだと思っています。

Q.2

百葉の会に入って良かったと感じるのは、どのようなことですか。

相談員のことでお話すると、百葉の会では、相談員という仕事を、とても重要視してくれていることです。他の法人の相談員さんから話を聞くと、「何でも屋」という位置付けが多いようなのですが、うちでは、相談員にしかできない仕事のウェイトが大きく、組織からの信頼を感じることができます。もちろん求められるものも高くなりますが、それだけやりがいもあります。求めた分、見届けてくれる人もいます。
また、やりたいことに挑戦できるということも、百葉の会の大きな魅力の一つではないでしょうか。私自身、入職してからこれまでを振り返ってみて、「やりたいのにできなかった」ということは思いつきません。お客さまのためになることであれば、どんなことでも挑戦させてもらえます。仮に、新しい事業がしたいと言えば、それも可能ではないかと思います。年齢やキャリア、学歴など、そういうことだけで判断されることはなく、きちんと想いを持って伝えることができれば、誰にでも可能性はあります。若い所長さんたちも多いですし、のびのびと、やりたいことに挑戦できる職場環境は素晴らしいですね。

Q.3

自分の成長につながったと感じる出来事を、教えてください。

たくさんあるのですが、一つ挙げるとしたら、一人の尊敬する上司から「ものの言い方と態度が悪い」と言われたことです。ちょうどこれから相談員になろうとしている時期で、元気の良さだけが自分の取り柄だと思っていました。そんな私の話し方や接し方を、不愉快に感じる人もいるということに気づかされ、それはそれは深く落ち込みました。相談員は向いていないかもと自信を持てなくなってしまいましたが、別の上司から「逃げるくらいならやってみたら」と言ってもらえ、また「辛い思いをした分、相談員として一つ、人の気持ちが分かるようになったな」という言葉にも背中を押され、今の私があります。
後になって思うのは、「ものの言い方と態度が悪い」という言葉が、その後の私の原点になったということ。相談員時代も看介護長になってからも、いつもその言葉を思い出しては「話し方と態度に気をつけて」と自分に言い聞かせてきました。その言葉を心の片隅に置くことで、少しでも相手の方を不愉快に思わせないことにつながると信じています。

Q.4

看介護長として後進を指導する際に、心がけていることを教えてください。

百葉の会には、全国から講演依頼が絶えないような介護業界のカリスマがいます。そしてこの「鶴舞乃城」という施設は、そのカリスマが中心になって立ち上げた施設で、前任の看介護部長でもあります。開設から現在まで、「寝たきりにしない」「生活習慣を大切にする」「生きる力を最大限に活かす」「望まれたニーズに応える」「行動制限をしない」という基本方針を守って運営してきており、これは、今後も守り続けなければなりません。
カリスマがいたからやるのではなく、職員一人一人の自発的な思いで行動し続けることができるよう、「なぜ、行動制限をしないのか」「なぜ、当たり前の生活を大切にするのか」といった、「意味と意図」を伝えていかなければならないと考えています。立場上、厳しいことを言わなければならない時もありますが、どんな時にも「意味と意図」の理解を促すような指導を心がけています。

Q.5

「私らしさが叶う場所で生きたいように生きる」
この言葉に込めた思いを教えてください。

  • この言葉は、私自身の願いであると同時に、「鶴舞乃城」の思いそのものでもあります。誰しも「生きたいように生きたい」と思っているように、施設に入ったからといって、生活習慣を変えなければいけない、やりたいことができないということはありません。「生きたいように生きられる場所」でありたいと思っています。