介護支援専門員 藤井 裕子

スタッフ紹介

自分の家族を安心して
託すことのできる
チーム・仲間がいる

芝地区高齢者相談センター
介護支援専門員

藤井 裕子(フジイ ユウコ)

2013年8月入職

人工透析クリニックに勤務しながら介護支援専門員の資格を取得。2017年3月から高齢者相談センター(港区より業務委託)の配属となり、介護予防ケアプランを作成しています。

PROFILE

Q.1

入職から現在までの経緯を教えてください。

以前勤務していた人工透析クリニックでは、看護助手として、クリニックをご利用になる方のお手伝いをさせていただいていました。ある時、百葉の会を紹介するパンフレットの中で「自分の親にも安心して提供できる介護」という言葉を見て、私が日頃思っていたことと重なり、とても感激しました。このことがきっかけで、介護の仕事に対する興味が深まったことを覚えています。
当時から介護福祉士の資格は持っていたので、介護支援専門員(ケアマネジャー)を目指して勉強をし、資格を取得することができました。そこで、資格を生かして働きたいという思いを上司に相談したところ、現在の高齢者相談センターに異動となり、ケアマネジャーとして勤務させてもらっています。さまざまな施設を運営し、幅広い職種の人が活躍できる場があるのは、百葉の会の魅力の一つだと思います。

Q.2

新人ケアマネジャーとして苦労しているのは、どのようなことですか。

こちらでは、主にお電話などで問い合わせをされた方のご自宅を訪問し、面談させていただくことから、ケアマネジャーの仕事が始まります。同じ方と繰り返しお会いするより、初めての方にお会いすることの方が多いので、人とお話させていただくことが好きな私でも、やはり最初は少し緊張してしまいます。もちろんご利用者さまもそうだと思いますので、私とのやりとりで「不快な思いをされていないかな」とか「ニーズをきちんと受け止められているかな」と、振り返りながら進めるようにしています。
まだまだ駆け出しなので、先輩職員の皆さんにフォローしてもらうことばかりです。法律のことなら社会福祉士、医療のことなら保健師など、あらゆる分野のプロフェッショナルな先輩から、日々さまざまなことを教わりながら、とても充実した気持ちで仕事に臨んでいます。

Q.3

やりがいを感じるのは、どのような時ですか。

やはりプランニングさせていただいたサービスを気に入ってくださって、「安心した生活が送れています」と言われた時や、笑顔が増えたと感じる時は、本当に嬉しいですね。通所サービスをご提案すると、新しい環境に入ることを不安に思われるためか、最初はサービスの利用を躊躇される方もいらっしゃいます。そんな時に、無理強いすることなくお誘いすることで、行く気になってくださり、楽しく通われるようになったことを聞くと、ご提案して良かったと実感します。
ケアマネジャーの大切な役割は、ご利用者さまと介護サービスを「つなぐ」ことです。さまざまな事業所や医療機関などと連携し、良い関係を築くことで、ご利用者さまのお役に立てるようにという思いで取り組んでいます。

Q.4

これからの目標を教えてください。

今はまだ一つ一つの仕事を覚えることで精一杯なところもあります。それに、以前はある程度できていると思っていたのですが、いろいろな立場の人と連携するコミュニケーション能力や、ご利用者さまの状況に応じて適切に判断するアセスメント力が、ケアマネジャーとしては全く足りていません。知識で補ったり勉強すれば獲得できたりするものではないので、丁寧に経験を積み重ね、日々少しでも能力を高められるように努力したいと思っています。
そしてケアマネジャーを5年以上経験すると、主任介護支援専門員の資格取得要件に該当するので、それを目標に、より多くのご利用者さまのお役に立てる一人前のケアマネジャーになれるよう、成長していきたいです。

Q.5

「自分の家族を安心して託すことのできるチーム・仲間がいる」
この言葉に込めた思いを教えてください。

  • 私が介護の仕事に携わりたいと思ったきっかけとなったのが、「自分の親にも安心して提供できる介護」という言葉に共感したことでした。
    どういう形であれ、もし自分の家族が介護サービスを利用するのであれば、絶対的な信頼感があり、スタッフが同じ志を持って行動してくれる、百葉の会のスタッフに託したいと思っています。