トレーナー 太齋 貫也

スタッフ紹介

会いたい人がいることが
生きる希望になる

虎ノ門いきいきプラザ
館長

太齋 貫也(ダザイ カンヤ)

2015年10月入職

他の行政区でトレーナーとして勤務していた経験を生かして入職。2018年より、館長としてトレーニングルームの運営に携わり、港区の介護予防事業や、独自事業の企画などに取り組んでいます。

PROFILE

Q.1

百葉の会に入職したいと思ったきっかけを教えてください。

「いきいきプラザ」の施設を見学させてもらった時に、設備の面でも、お客さまとスタッフの関わり方の面でも、とても明るい雰囲気だったことが印象に残り、ここで働きたいという気持ちになりました。こちらでは高齢者の方が主なお客さまではありますが、年齢を問わず幅広い方が利用することができ、自分自身の経験を生かせるのではという思いもありました。
入職後は、主に介護予防のための体操の指導などを行っています。お客さまがいつまでも若々しく、健康でお過ごしになることができるよう、お手伝いさせていただいています。

Q.2

トレーナーとして、心がけているのはどのようなことですか。

私が担当するプログラムでは、トレーニングをする意味や重要なポイントを、明確に、分かりやすくお伝えすることを心がけています。単に「はい、次はこれやりましょう」ではなく、「こうすると、この筋肉がうまく使えますよ」という具体的なアドバイスをすることで、お客さまも必要性を理解し、モチベーションが上がるのではないかと思います。そうすると、お客さまの体操への取り組み方も主体的になるので、疑問があれば質問をしてくださるようになり、信頼関係を築くことができます。やはり信頼していただけると、指導が進みやすくなるので、結果として、お客さまの体に良い変化が現れやすくなります。
現在は少ない時で2~3人、多い時で15~16人のお客さまが教室に参加されています。お一人お一人に目が届きやすい人数なので、お客さまとの距離も近く、私自身とても指導しやすいと感じています。

Q.3

やりがいを感じるのは、どのような時ですか。

トレーニングルームをご利用になっているお客さまや、体操を指導させていただいたお客さまが、「楽しい」「痛みが取れた」「体力がついた」など喜びの声をご報告してくださると、この仕事をやっていて良かったと思います。一緒に喜びを共有させていただけるのは、本当に嬉しいことですね。
トレーニングは楽しいばかりではなく、つらい面もあります。だからこそ「楽しい」と思って続けてくださり、良い結果に結びつけられるよう、「行ってみたい」「また行きたい」と思ってもらえるような場にすることが大切だと考えています。

Q.4

これからの目標を教えてください。

現在は館長として、トレーニング施設の運営だけでなく、館全体の運営に関わっていけるようになりたいと思っています。例えば、男性のお客さまが少ない傾向にあるので、男性が来やすい施設にするためには、どうしたら良いのかという課題にも対応していかなければなりませんね。
また職員にとってより働きやすい環境づくりをすることも、重要ではないでしょうか。お客さまにいきいきとした日常を送っていただくための施設ですので、職員が暗い顔をしていてはダメですよね。お客さまにより良い環境、より良いサービスをご提供するためにも、職員が今よりもっといきいきと働けるための環境を整えていきたいと思います。

Q.5

「会いたい人がいることが、生きる希望になる」
この言葉に込めた思いを教えてください。

  • 「会いたい人」というのは、「行きたいところ」「食べたいもの」など、なんでもいいんです。「○○したい」という願望があれば、外に出かけたい気持ちになり、体力作りの大切さも感じていただけると思います。「いきいきプラザ」も、お客さまに「行きたい」と思っていただけるような施設にすることを目指しています。